新しい厄介なウイルスは、むやみに恐れすぎず、できる限りの対策をとってうまく共存していかないといけないみたい。
そう考えると、しばらくは自分の住む地域での上演の機会を作ることを今まで以上に考えていく必要があるなぁと思い始めました。
遠くの会場にわざわざ出かけていくのではなく、地域の皆さんの日常の暮らしの中に人形劇を楽しんでいただける場をつくる。
もちろん、ホール公演ならではの良さもあるし、お声をかけてくれたところどこへでも日本各地の子どもたちとも出会いたいし、そうした公演も大切に続けていくきます。
ただ、これまでよりもうちょっと積極的に地元での上演機会を模索してみようということ。
とはいえ、この状況・・・どうしたもんじゃろか?と思っていたところ・・・市役所の福祉こども部からお電話が。
コロナの影響を踏まえて、子どもたちのリフレッシュを目的としたプログラムを市の臨時的な施策の一つとして行いたいと
それをたくたく堂さんにお願いできないかと。
なんてタイムリー。想いがシンクロしている。
思いがけず吹いてきた風に乗っかってみようと思います。
その先に子どもたちの笑顔に出会える予感がある限り、背中を押されるままに進んでみます。
この状況下、広く一般に呼びかけてではなく、元々ある場にお邪魔する形で、市内をぐるりと巡回させていただくことになりました。
コロナがなければフェスをはじめとする夏休み公演で日本各地を回ってたことでしょう。
それはそれで楽しい充実した毎日だったと思う。
でも、コロナがあったから、市が巡回公演を事業化してくださり、コロナで飛んだスケジュールに、地元での巡回公演の機会をいただいた。
人生何が起こるかわからない。
子どもたちのリフレッシュを目的としたプログラムのご依頼だけど、欲張りに大人のリフレッシュも目指します。
さぁ、思いがけず、忙しい夏になりそうです。