【TOA 音の防災シアター 人形劇「カンカン塔のみはりばん」】


西宮の育成センタ―(学童保育)さんで公演。

運動会の代休。午前中は、雨
室内で過ごした元気ありあまる子どもたちが
お昼ご飯を食べ終え、会場:小学校の多目的室へ。
会場に入る前からもう元気な声が聞こえる。

いざ、人形劇が始まると・・・
子どもたちの素直な反応がかわいくて、楽しくて。


お父さんの代わりに見はり番をつとめることになったベル君
カンカン塔のてっぺんから
張り切って望遠鏡でムラの様子を覗くと
客席の子どもたちがベル君に向かって
手を振ったり、ピースしたり、変顔したり。


そうは言っても、災いはしょっちゅうは起こらなくて

張り切っていたベル君も、ついウトウトZzz・・・
と、すかさず子どもたち
その後の展開が変わってしまうくらいの勢いで 
起きてー、寝たらあかん、ダメー
必死になってべル君を起こしてくれて。


オオカミが来た(かもしれない)シーンでは

思わず、お友達の背中に隠れる子も。
びびりつつも
手拍子したり、足を踏み鳴らしたり
大きな声を出したり、シンバル叩いたり
思い思いに大きな音を立てて
ベル君といっしょに村の人に危険を知らせる
お手伝いもしてくれました。


ノリの良い子どもたちのおかげで
最高に盛り上がるステージになりました。


楽しみながら防災について考える。
普段と異なる音が聴こえてきたとき、
「何を報せる音?」と耳を傾け、
「自分はどうする?」と考え、行動すること。
災害の被害を少しでも減らす「減災」につなげたい。
そうしたきっかけに
この人形劇がなっていたら嬉しいな。